
<目黒の散歩コース>目黒駅から目黒雅叙園や寄生虫館などを通って林試の森公園まで!
東京のなかでも、落ち着いた雰囲気と洗練された街並みが共存する街、目黒。オフィス街や住宅街のイメージが強い一方で、実際に歩いてみると、思いがけない発見に出会える散歩コースがたくさんあります。
なかでも街の中心をゆったり流れる目黒川周辺は、四季の景色を楽しみながら歩ける人気エリア。春は桜並木、夏は青々とした木々、秋冬は落ち着いた街の空気が漂い、どの季節に訪れても違った表情を見せてくれます。
さらに周辺には、個性的なカフェや雑貨店、雅あふれる雅叙園。怖いもの見たさの寄生虫博物館など。目的を決めずにぶらぶら歩くだけでも、気づけば「こんなお店あったんだ」と思える出会いがあるのが、目黒散歩の魅力です。
今回は、そんな目黒の街をゆったり歩きながら楽しめるスポットや、寄り道したくなる場所をご紹介します。都会の喧騒から少し離れて、のんびりとした散歩時間を楽しんでみませんか。
拡張コース(約5~6時間)
本コースは目黒駅をスタート・ゴールとし、ホテル雅叙園東京・瀧泉寺(目黒不動尊)・目黒川沿い散策・権之助坂商店街・大鳥神社・目黒寄生虫館・都立林試の森公園を巡る、約5~6時間の歩行ルートです。徒歩ペースは普通、移動はすべて徒歩。途中のカフェ情報もご紹介します。
見どころは満載ですが、けっこう歩くコースです。「そんなに歩けないよ」という方はこの下に短縮版の3~4時間コースがあるのでそちらをご参考にしてください。
- 10:00 スタート! 目黒駅出発
- 10:00–10:08 目黒駅→ホテル雅叙園東京
- 徒歩約8分(約0.6km)
- 10:08–10:50 ホテル雅叙園東京 見学
- 見学 約42分
- 雅叙園内でランチ(その場合+1時間)
- 10:50–11:00 雅叙園→瀧泉寺
- 徒歩約10分(約0.7km)
- 11:00–11:20 瀧泉寺参拝
- 約20分
- 11:20–11:35 瀧泉寺→目黒川遊歩道
- 徒歩約15分(約1.0km)
- 11:35–12:00 目黒川沿い散策
- 約25分
- 12:00–12:10 目黒川沿い→権之助坂商店街へ
- 徒歩約10分(約0.5km)
- 13:00–13:10 商店街→大鳥神社
- 徒歩約10分(約0.5km)
- 13:10–13:30 大鳥神社参拝
- 約20分
- 13:30–13:35 大鳥神社→目黒寄生虫館
- 徒歩約5分(約0.2km)
- 13:35–14:15 目黒寄生虫館見学
- 約40分
- 14:15–14:35 寄生虫館→林試の森公園
- 徒歩約20分(約1.6km)
- 14:35–15:15 林試の森公園散策
- 約40分
- 15:15–16:00 林試の森→目黒駅
- 徒歩約10分(約0.5km)
- 16:00 ゴール 武蔵小山駅(東急目黒線)到着・解散
短縮コース(約3時間)
短めがいい人はこちら。
- 10:00 スタート! 目黒駅出発
- 10:00–10:08 目黒駅→ホテル雅叙園東京
- 徒歩約8分(約0.6km)
- 10:08–10:50 ホテル雅叙園東京 見学
- 見学 約42分
- 雅叙園内でランチ(その場合+1時間)
- 10:50–11:00 雅叙園→瀧泉寺
- 徒歩約10分(約0.7km)
- 11:00–11:20 瀧泉寺(目黒不動尊)参拝
- 約20分(境内見学・独鈷の滝など)
- 11:20–11:30 瀧泉寺→大鳥神社
- 徒歩約10分(約0.4km)
- 11:30–11:50 大鳥神社 参拝
- 約20分
- 11:50–12:00 大鳥神社→目黒寄生虫館
- 徒歩約3分(約0.2km)
- 12:00–12:45 目黒寄生虫館 見学
- 約45分(標本観賞)
- 12:45–13:00 寄生虫館→目黒駅
- 徒歩約14分(約860m)
- 目黒駅到着・解散
目黒の半日街ぶら散歩コース
目黒駅スタート

散歩スタート!
集合はJR山手線 目黒駅。
おしゃれな駅なので、併設されたアトレやスターバックスやタリーズなどが併設しています。
ここから目黒雅叙園へ向かいましょう。
スマホのGoogleマップで「目黒雅叙園」を目的地に設定するとスムーズに行けます。
目黒STARBUCKS

まず出てすぐにSTARBUCKSが目に付きます。駅ビルが綺麗でユニクロももタリーズもあり、美登利寿司も入っています。
駅ビルにはアトレも併設。ショッピングも食事も楽しめます。これからの散歩に飲み物を買ってもいいかも知れません。
グルメ情報
バルマルシェコダマ ステーキ&ロブスター アトレ目黒店

ランチは目黒雅叙園を予定していますが、その前にお腹が空いてしまった人はここもおすすめ。
ここはランチだと1500円で(※現在は値上げしたかもしれません)、メニューからメインの料理を選び、そのほかビュッフェ方式で食べ放題です。紅茶やコーヒーも飲み放題。
ビュッフェの内容は、プロシュート、サラミ、ソーセージ、サラダ、アンガスビーフハンバーグ、ドリンクなどなど。
ドリンクは、アイスコーヒ、アイスティー、ホットコーヒーなどあります。アイスティーが特に美味しいです。この写真は僕が行ったときにとりました^^ ↓


- 正式名称:バルマルシェコダマ ステーキ&ロブスター アトレ目黒店
- 所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目1−1 アトレ目黒2 2F
- サイト:https://www.kodama-ltd.co.jp/
ジュビリーコーヒーアンドロースター

目黒駅から徒歩7分のところにあるこちら。お店の中に入ると、コーヒーの香ばしい香りがふわりと漂います。たくさんの種類のコーヒー豆が並んでおり、どれにするか迷ってしまいます。

- 正式名称:ジュビリーコーヒーアンドロースター
- 住所:東京都港区白金台3-18-10 1F
- サイト:https://jubilee-coffee.jp/
目黒雅叙園

ホテル雅叙園東京(がじょえんとうきょう)と読みます。
目黒駅から徒歩約8分のミュージアムホテルです。
ここは非常にオススメ!凄いです。初めて行ったときはびっくりしました。
「日本美のミュージアムホテル」というコンセプトで、結婚式場とホテルがセットになっています。
フロントにはレストランもあり、誰でも入れますので、ぜひ入ってみることをおすすめします。中にはジャパニーズ情緒あふれる美術品で溢れており、建物の中には滝が流れています。
一番行ってみてほしいのはトイレ。なんと、トイレの床がガラス張りになっており、その中に錦鯉が泳いでいます。 これにはビックリしました。
雅叙園の様子







まるで龍宮城のような絢爛豪華な建物です。
建物の中に滝

なんと建物の中には藁葺き屋根の家と庭園があり、さらに滝があります。滝は裏側へ回ることが出来ます。
東京都指定有形文化財「百段階段」

訪れたら「百段階段」の見学も忘れずに!
木造建築の豪華な和室群で、彫刻や襖絵が見どころ。
滞在時間は約40分~1時間を見込み、内部見学後は館周辺の日本庭園も散策できます(館内トイレあり)。「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつとも言われる場所です。
以前は食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。時期によって色々な催し物をやっていますので、ぜひよってみてください。


ランチはここ!
カフェラウンジ「パンドラ」ホテル雅叙園東京

雅叙園ではレストランもあります。庭園の滝をみながらラウンジでご飯を食べれます。
高そうに思えますが、ランチ時にはお得な値段(1000~2000円)で食事できます。
ぜひ滝を眺めながら、非日常的な場所でランチを味わってみてください。
- 正式名称:カフェラウンジ パンドラ
- 電話番号:03-5434-3858
- サイト:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/restaurant/shop/pandora
余談ですが、目黒雅叙園のそばに立っているでっかいビルにはGoogle日本本社が入っています。さすがですね。
- 正式名称:ホテル雅叙園東京
- 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1
- Tel. 03-3491-4111 (代表)
瀧泉寺(通称:目黒不動尊)

雅叙園で日本の美とランチを楽しんだら、腹ごなしも兼ねて瀧泉寺を目指します。雅叙園から徒歩約10分。
瀧泉寺は1200年以上の由緒あるお寺です。その昔は江戸の裏鬼門を守っていたことから「厄除け」のご利益が有名です。他にも色々なご利益がある『万能型パワースポット』とのこと。
また目黒川はその昔、目黒川と呼ばれてはおらず「こりとり川」と呼ばれていました。「こりとり」は「垢離取り」の意味で、この川で身を清めてから目黒不動尊(瀧泉寺)に詣でたことにちなんでいます。
滞在時間は約15~30分としています。
境内には小便舎型の公衆トイレ「湯放処」もあります。
- 開創:大同3年 (西暦808年)
- 正式名称:瀧泉寺
- 所在地:〒153-0064 東京都目黒区下目黒3丁目20番地26号
- T E L:03-3712-7549
グルメ情報
八ツ目や にしむら 目黒店

目黒の不動前にある八ツ目やにしむらさんです。ここの鰻重は絶品と評判です。
民芸調のこじんまりとした店内で、店頭で焼き上げた鰻の蒲焼を味わえる老舗の鰻屋。1階の調理場の奥と2階でイートイン可能です。夜は予約のみ。鰻やタレの質、焼き加減、ご飯との 相性等どれをとっても一級品。鰻のプリふわ食感がたまらなく美味しいです。
鰻ということでお値段は結構しますが、ぜひ一度食べてみてください。
▼鰻の画像

- 正式名称:八ツ目や にしむら 目黒店
- 住所:東京都目黒区 下目黒 3-13-10
- サイト:http://unagi.me/
目黒川沿い散策
目黒不動尊から再び下り坂を経て目黒川方面へ。
千本格子の街並みを抜けると、川沿いにベンチや桜並木が続く遊歩道に出ます。
3月下旬~4月上旬は桜が満開でライトアップイベントも開催(※混雑注意)。
また、遊歩道には清水公園等の休憩所があります。雨天時は足元が滑りやすいので長靴がおすすめ。
散策時間は約15~30分程度としていますが、並木は4キロ異常あり、歩こうと思えばどこまでも歩けてしまいます。 なのでキリのいいところでスマホのGoogleマップに「権之助坂商店街」と入れて次の目的地を設定してください。もちろん、この並木道が気に入ったら、ずっとここを歩いてもいいと思います。

春はソメイヨシノが満開で、大橋から下目黒にかけて大勢の花見客でにぎわいます。
上流(大橋~日の出橋)は川幅が狭く、桜の花が川を覆い尽くします。下流(皀樹橋~太鼓橋)は川幅も広がり遊歩道が整備され、のんびりお花見が楽しめます。
川に向かってしなるように桜が満開です。花見の季節にはぜひ見てみてください。






権之助坂商店街

目黒川遊歩道から目黒駅方面へ引き返し、権之助坂商店街(権之助坂下)へ。
お腹ガスいた方は、ここに飲食店が多数あるので食べてもいいかも知れません。
ラーメンやエスニックなど選択肢が豊富です(例:本場四川料理「龍門」など)。
この商店街は有名ですが、名前知っている方は少ないのではないでしょうか。
名前は「権之助坂商店街」です。 ダサいですね。なぜこんな名前なのでしょうか。
この坂の由来を調べてみました。
■権之助坂の由来
江戸の中期、中目黒の田道に菅沼権之助という名主がいた。
あるとき、村人のために、年貢米の取り立てをゆるめてもらおうと訴え出るが、その行為がかえって罪に問われてしまう。なんとか助けてほしいという村人の願いも聞き入れられず、権之助は刑に処せられることになり引かれて行く。
「権之助、なにか思い残すことはないか」と問われて、「自分の住んだ家が、ひと目見たい」と答える。馬の背で縄にしばられた権之助は、当時新坂と呼ばれていたこの坂の上から、生まれ育ったわが家を望み、「ああ、わが家だ、わが家が見える」と、やがて処刑されるのも忘れて喜んだ。
父祖の家を離れる悲しみと、村人の明日からの窮状が権之助の心を去来したかも知れないが、それは表情には現わさなかった。村人は、この落着いた態度と村に尽した功績をたたえて、権之助が最後に村を振り返ったこの坂を「権之助坂」と呼ぶようになったといわれている。
また、一説によると権之助は、許可なく新坂を切り開いたのを罪に問われたといわれている。
昔の道路は、江戸市中から白金を通り、行人坂をくだって太鼓橋を渡り大鳥神社の前に抜けていた。この道があまりにも急坂で、しかも回り道をしていたので、権之助が現在の権之助坂を開き、当時この坂を新坂、そして目黒川にかかる橋を新橋と呼んでいた。
なんという理不尽。結局、処刑されたということでしょうか。悲しい逸話があったことにびっくりしました。
大鳥神社

権之助坂商店街から大鳥神社へ
大鳥神社(おおとりじんしゃ)は、目黒区最古の神社です。
またなんとこの地区が「目黒」と呼ばれるようになった所以の神社です。
その昔、武将の部下の「目の病」の治癒を祈願したところ、部下の目の病が治ったため、当社を盲神めくらがみと称え、この「めくら」が段々と訛っていき「目黒(めぐろ)」という地名の由来になっていきました。
またこのとき、手近に持っていた「十握剣(とつかのつるぎ)」を当社に奉り、神に感謝しました。この剣を天武雲剣(あめのたけぐものつるぎ)と申し、この神社の社宝となっています。
商売繁盛の神様でもあり、酉の市では熊手が飛ぶように売れていきます。


- 正式名称:大鳥神社 (目黒区)
- 住所:目黒区下目黒3-1-2
- サイト:https://www.ootorijinja.or.jp/
目黒寄生虫館

静かな住宅街にある奇趣あふれる博物館
なんとこちらは世界でただひとつの「寄生虫博物館」です。その標本の数はなんと300体。「寄生虫の多様性」や「人体に関わる寄生虫」やら、いろいろな寄生虫の標本が飾ってあります。
館内には世界最大級のサナダムシ標本などが展示されており、滞在時間は約30~60分を見込めます。館内1階に車椅子対応トイレ(ベビーシート付)があり、見学後は屋上庭園(羽化昆虫展示)も散策できます。
大鳥神社から徒歩約3分、目黒駅からは徒歩約14分です。




アニキサスやめちゃくちゃ長い寄生虫など、普段は目にしない寄生虫の実態がよく分かる場所です。一度は見ておいた方がいいでしょう。
2階にはグッズ売り場もあります。しかもなんと入館料無料。ですが寄生虫グッズを買ったり、寄付で支えてあげましょう。
余談
目黒寄生虫館を再訪。実物の「キモい」寄生虫を見ることができるため、怖いもの見たさで訪れる人が多く、経営難であると公表すると、15日間で1千万円以上の寄付が集まったそうです。館内には家族連れも多く、アニサキス入りのストラップがお土産で売られています。
- 正式名称:目黒寄生虫館
- 入館料:無料
- 開館時間:午前10時~午後5時
- 住所 153-0064 東京都目黒区下目黒4‐1‐1
- サイト:https://www.kiseichu.org/
林試の森公園

都心のど真ん中で森林浴ができる公園。寄生虫博物館からは徒歩約20分です。
自然の緑あふれる都会の公園で、端から端までゆっくり歩くと20分くらいかかります。ケヤキ、クスノキ、ポプラ、スズカケノキ等バリエーション豊かな巨木が特徴的。
アスレチック、遊具、スケート、スケボー、キャッチボール、凧あげなど、都会ではなかなかできない遊びが可能な公園です。


- 正式名称:林試の森公園
- 所在地:〒142-0061 東京都品川区小山台2丁目7
- サイト:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index003.html
ゴール:武蔵小山駅(東急目黒線)

ゴール:武蔵小山駅へ
さて、ゴールの武蔵小山駅です。お疲れ様でした!
林試の森公園から武蔵小山駅までは徒歩約10分ほど。武蔵小山駅 からJR目黒駅は 一駅です。
「まだまだ歩けるよ!」という伊能忠敬界隈の人は、林試の森公園 → 目黒駅を歩くとだいたい約35〜45分(約2.7〜3km)歩くことになるので、そちらに挑戦してみても良いかと思います。
由緒ただしいお寺から並木道に寄生虫館まで、目黒を満喫できる充実の散歩になったと思います。
お疲れさまでした!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
目黒は自然にふれる事もでき、グルメも味わえる楽しい場所です。目黒寄生虫館といった物珍しい博物館もあり、日本の雅の粋を集めた目黒雅叙園もあります。
ぜひ、友達や恋人と一緒に遊びに出かけてみてください。
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