
瀬戸内の穏やかな海に浮かぶ、どこか時間がゆっくり流れる島――小豆島。オリーブとアート、そして絶景に癒されるこの場所には、今行きたい“旬”のスポットがぎゅっと詰まっています。今回は、最新トレンドを押さえた観光地・体験・グルメを、モデルコース形式でわかりやすくまとめました。
小豆島の1日観光モデルコース
瀬戸内海に浮かぶ美しい島、小豆島。
オリーブの栽培が盛んなことでも知られ、日本にいながらどこか地中海を思わせるような風景が広がっています。外周は約82.4kmと意外と大きく、1日では回りきれないほど見どころが豊富。まるでギリシャのような白と青のコントラストに包まれたこの島は、夏の小旅行にぴったりのリゾートスポットです。
一泊(日帰り)モデルコース
1日観光 モデルコース全体像
- 観光: エンジェルロード
- グルメ: 小豆島 そうめん御料理 別邸 銀四郎
- 観光: 迷路のまち & 妖怪美術館
- グルメ: オリーブパレス レストレア
- 観光: 道の駅 小豆島オリーブ公園(ギリシャ風車)
- 体験型観光: ヤマロク醤油
- グルメ: Cultiva(カルチバ)
エンジェルロード|干潮時だけ現れる幻の砂道



恋人たちに大人気の「エンジェルロード」
1日2回の干潮時にだけ弁天島まで続く砂の道が現れます。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われています。美しい砂の道を歩きながら、ロマンチックな時間を過ごしましょう。
渡る手前の弁天島を登ると「約束の丘展望台」があり、エンジェルロードを背景に幸せの鐘を鳴らすことができます。干潮ピークの30分前に訪れて順光で撮影すると最高のショットが撮れます。
またここはアニメ「からかい上手の高木さん」の聖地でもあります。


撮影ポイント
約束の丘展望台からの俯瞰ショット
道が表れる時間はこちらでチェック
エンジェルロードがいつ表れるかは、こちらの潮見表を確認してください。→ エンジェルロード潮見表
- エンジェルロード
- 〒761-4101 香川県小豆郡土庄町甲24−92
- URL:https://www.town.tonosho.kagawa.jp/gyosei/soshiki/shoko/4/3/172.html
別邸 銀四郎



もちもち食感のそうめんを楽しもう
小豆島の名物といえば、やっぱり手延べ素麺。なかでも人気なのが、なかぶ庵です。
ここでぜひ食べてほしいのが、「生そうめん(¥800)」と「オリーブそうめん(¥750)」。
そうめんといえば乾燥させたものが一般的ですが、生そうめんは乾燥させる前の状態で仕上げた特別な一品。これがほんとにレベル違いでおいしい。ひと口すすった瞬間にわかる、もちもちっとした弾力とコシの強さがクセになります。つるっとした喉ごしの中に、しっかりとした歯ごたえがあって、いわゆる“いつものそうめん”のイメージがちょっと変わるはず。
一方のオリーブそうめんは、小豆島らしさ全開のメニュー。ほんのり香るオリーブの風味が爽やかで、見た目もきれい。暑い季節でもするする食べられて、観光の合間のランチにもぴったりです。
シンプルだからこそ違いがはっきりわかる、小豆島ならではのそうめん体験。これは正直、食べずに帰るのはもったいないやつ。

生そうめんは生麺、オリーブそうめんは乾麺ですが、乾麺も生かと思うぐらいに弾力があります。店内では食事だけでなくお土産屋も併設され、上記のそうめんも購入できます。ぜひお土産にどうぞ。
- 銀四郎麺業㈱ 「小豆島 そうめん御料理 別邸 銀四郎」
- 〒761-4102 香川県小豆郡土庄町 港新町甲5165−94
- 0879-62-1868
- URL:https://tabelog.com/kagawa/A3705/A370501/37008675/
迷路のまち&妖怪美術館|夏限定「妖怪きもだめしまつり」開催



妖怪好きにはたまらない妖怪美術館。
周りは「迷路のまち」と呼ばれており、明治期の古民家などを利用した美術館4棟を巡ります。美術館は01~04号まであります。
館長は原液の妖怪画家です。地域再生の一環として世界初の妖怪美術館を作ったのが始まり。
古くから日本に伝わる妖怪から現代社会で生み出されたものまで900体以上が保管されています。


スマホでQRコードを読み取って音声を聞きながら自由に巡れます。スタンプラリーやSNS割引もあり、遊び心満載!夏には「妖怪きもだめしまつり」が開催され、夜まで楽しめます。
ちょっと不気味ですが、暑い夏にはぴったりのスポットです。
- 妖怪美術館
- 〒761-4106 香川県小豆郡土庄町甲398
- AM9:00〜PM9:00(木曜日のみAM9:00~PM5:00)※季節により変動あり
- URL:https://yokaimuseum.on-the-trip.com/index.html
オリーブパレス レストレア(Olive Placace RestleA)┃オリーブオイルとひしお丼



小豆島オリーブ園のなかにあるレストラン『オリーブパレス レストレア』
オリーブ園内にあるレストラン。オリーブ牛・鶏、醤油、もろみ、オリーブと小豆島の特産品を存分に楽しめます。
いちおしのメニューはこちら! 「醤丼(ひしおどん)」(¥1150)
ひしお、というのは醤油を使った料理のこと。しょうゆやもろみや野菜を使った料理のことを言うそうです。
ひしお丼には、野菜がたっぷり乗っていて、なかには合いびき肉が入っています。
野菜メインなのでヘルシーかなと思えば、食べてみると濃いめの味付け。
中には合いびき肉も入っており、オリーブの風味とあいまって美味しいです。国産エキストラバージンオリーブオイルがかけ放題と超贅沢仕様。
オリーブ鶏の濃厚アヒージョなどもおすすめ。ぜひ食べてみてください。


- Olive Palace RestleA
- 香川県小豆郡小豆島町西村甲2171 小豆島オリーブ園
- 9:00 – 16:00
- URL:https://tabelog.com/kagawa/A3705/A370501/37006253/
道の駅 小豆島オリーブ公園



魔法のほうきで“空飛ぶ写真を撮ろう
ギリシャ風の風車や2,000本のオリーブ畑が広がる「小豆島オリーブ公園」はSNS映えスポット。
映画『魔女の宅急便』のロケ地でも有名で、レンタルほうきを使った“空飛ぶ写真”が定番。
ここではほうきにまたがってジャンプして魔女の宅急便のような写真を撮りましょう。魔法のほうきは「オリーブ記念館」で無料で貸し出しています。
おすすめ体験:オリーブオイル搾油、ソフトクリーム作り(要予約)
- 道の駅 小豆島オリーブ公園(ギリシャ風車)
- 〒761-4434 香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
- 年中無休
- URL:https://www.my-kagawa.jp/point/239/
ヤマロク醤油|伝統の木桶仕込みを見学



醤油の香りに包まれながら蔵を見学&名物「しょうゆソフト」を味わえる
醤油づくりで有名な『ヤマロク醤油』
ここでは歴史ある醤油蔵を見学できます。
ここで作っている醤油は四年熟成の『鶴塩(つるびしお)』(145ml ¥810)
深みのある味わいが特徴でしょっぱくなく旨味があります。
おすすめの食べ方は刺身でもいけますが、バニラアイスにかけて食べるのもオススメ。
実は醤油掛けアイスは、醤油蔵に隣接したカフェで食べれる人気メニューです。
上の写真にある『アイスクリーム鶴塩かけかけ』(¥440)は絶品!
塩キャラメルのような風味になり、めちゃくちゃうまいと評判です。
有名な醤油なので全国販売もしています。
- ヤマロク醤油
- 〒761-4411 香川県小豆郡小豆島町安田甲1607
- 年中無休
- 注意事項など:乳酸菌や酵母菌が納豆菌に弱いため、見学前に納豆を食べないでください。
- URL:https://www.my-kagawa.jp/point/3502/
Cultiva(カルチバ)┃絶品の創作和食を楽しもう!



島の食材を活かした創作和食のお店『Cultiva(カルチバ)』
2025年4月にオープン!外観も内観もおしゃれなお店、こちらは建築家・隈太一さんのデザインです。
※隈太一さん: 世界的に有名な建築家・隈研吾さんの御子息。
小豆島の豊かな食材にこだわった創作料理がいただけるお店で、メニューは3つの御膳と、夕方からの限定のメニュー「晩酌前」があります。
特に島時間をのんびり感じられるメニュー「晩酌前」はシェフおすすめの一品です。
瀬戸内にいるマナガツオをメインに使った一品! ※食材は時期によって違うようです。
旬の食材を使い、繊細な味付けでめちゃくちゃおいしいと評判です。


- Cultiva カルチバ
- 〒761-4432 香川県小豆郡小豆島町草壁本町615−25
- URL:https://www.instagram.com/cultiva_shodoshima/
日帰りの場合は、このあたりで帰る時間になると思います。
どこも見応え満点なのでゆっくりしすぎに注意。ゆっくりじっくり見たい場合には1、2ヶ所ほど食事場所を抜いたほうがいいかも知れません。それか一泊二日にするかです。一泊二日の場合のモデルコースはこちら。
一泊二日の場合のモデルコース
ここからは2日目にも観光したい人。または1日観光モデルコースをカスタムしたい人に向けて、上記以外の小豆島の厳選スポットをご紹介します。
秋の紅葉がみたい、ならオリーブ公園ではなく寒霞渓ロープウェイを追加するなど、ぜひモデルコースをカスタムしてみてください。
寒霞渓ロープウェイ



秒速で絶景を楽しむ天空散歩
小豆島の観光名所といえば「寒霞渓」。
瀬戸内海国立公園の中心地にあり、日本三大渓谷美のひとつとして称され、日本で唯一『空・海・渓谷』を一度にパノラマで望める寒霞渓の絶景です。
標高612mから四季折々の絶景が楽しめるロープウェイはわずか5分で山頂へ到達します。春のショウドシマレンギョウ、秋の紅葉は必見。展望台カフェでは「オリーブ牛バーガー」を堪能できます。
もみじエキス配合というもみじサイダーもさっぱりとしていて美味しいです。

- 新緑:4月下旬〜5月中旬
- 雲海:6〜7月早朝、10〜11月夕方
- 紅葉:11月上旬〜中旬
二十四の瞳映画村



昭和レトロな映画の世界へ
名作『二十四の瞳』のロケセットをそのまま残した映画村。
戦前の日本の昭和ノスタルジーな建物が残っていて、タイムスリップした気分を味わえます。
レトロな木造校舎が並ぶ風景をセピアフィルターで撮影すると、一瞬で昭和にタイムスリップ。
作品を知らなくても写真を撮りたくなる景色がたくさんあります。


中山千枚田

棚田ライトアップとホタルの郷
約800枚の棚田が広がる中山千枚田は絶景スポットとして注目されています。
特に5月下旬から6月初旬のホタル観賞ウィークは幻想的な風景が広がります。
こちらは7/6の19時から行われた中山千枚田の虫送りの様子


重岩(かさねいわ)

天空のパワースポット
山頂にある巨大な岩が奇跡的なバランスを保つ絶景スポット。
350段の階段を登る必要がありますが、その先には息をのむ絶景が待っています。滑り止めの靴がおすすめです。
オリーブビーチ 海水浴場



海遊びと星空キャンプ
700mの白砂ビーチでSUPやキャンプを楽しめる「オリーブビーチ」。
小豆島最大の海水浴場でマリンスポーツなどを楽しむことも出来ます。海の家も充実していて便利。
美しい海と青空の下、非日常を満喫しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。小豆島は、四季を通じて楽しめる魅力あふれる島です。
美しい自然に癒されながら、ここでしか味わえないユニークな文化や体験、そして絶品グルメまで、訪れるたびに新しい発見が待っています。ゆったりとした時間の流れの中で、日常を少し忘れてリフレッシュできるのも小豆島ならでは。
次の旅行先に迷っているなら、小豆島はかなり“アリ”な選択。
ぜひこの記事を参考に、自分だけの楽しみ方を見つけて、思い出に残る旅を満喫してみてください。
