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小豆島観光の1日観光モデルコース 最新スポット7選|エンジェルロード・寒霞渓ほか“映え&体験”完全ガイド

瀬戸内海に浮かぶ魅力満載の島・小豆島。ここでは小豆島の最新観光スポットを厳選してご紹介! 絶景フォトスポットや体験型観光、グルメ情報など、モデルコース形式で完全ガイドします。

小豆島の1日観光モデルコース

瀬戸内海に浮かぶ美しい島、小豆島。
オリーブの栽培が盛んなことでも知られる小豆島。外周は約82.4kmとけっこう大きめ。まるでギリシャのような景色で夏の小旅行には持って来いのスポットです。 ここでは今年オープンしたばかりの最新のグルメ情報もあり、体験型観光スポット情報もあり。 リゾート感あふれる小豆島の魅力を余すこと無くお伝えします。

1日観光 モデルコース全体像

  • 観光: エンジェルロード
  • グルメ: 小豆島 そうめん御料理 別邸 銀四郎
  • 観光: 迷路のまち & 妖怪美術館
  • グルメ: オリーブパレス レストレア
  • 観光: 道の駅 小豆島オリーブ公園(ギリシャ風車)
  • 体験型観光: ヤマロク醤油
  • グルメ: Cultiva(カルチバ)

エンジェルロード|干潮時だけ現れる幻の砂道

約束の丘展望台
干潮前のエンジェルロード

恋人たちに大人気の「エンジェルロード」

1日2回の干潮時にだけ弁天島まで続く砂の道が現れます。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われています。美しい砂の道を歩きながら、ロマンチックな時間を過ごしましょう。

渡る手前の弁天島を登ると「約束の丘展望台」があり、エンジェルロードを背景に幸せの鐘を鳴らすことができます。干潮ピークの30分前に訪れて順光で撮影すると最高のショットが撮れます。

またここはアニメ「からかい上手の高木さん」の聖地でもあります。

撮影ポイント:約束の丘展望台からの俯瞰ショット

エンジェルロードがいつ表れるかは、こちらの潮見表を確認してください
エンジェルロード潮見表

別邸 銀四郎

生そうめん(¥800)
オリーブそうめん(¥750)

もちもち食感のそうめんを楽しもう

小豆島の名物・手延べ素麺の専門店。
なかでもおすすめは生そうめん(¥800)とオリーブそうめん(¥750)

そうめんはふつう乾燥させて作りますが、生そうめんは乾燥の手前で取り込んで食べられるようにしたもの。これがめちゃくちゃ美味しいです! もちもちとした弾力ある食感で歯ごたえ抜群です。

生そうめん

生そうめんは生麺、オリーブそうめんは乾麺ですが、乾麺も生かと思うぐらいに弾力があります。

店内では食事だけでなくお土産屋も併設され、上記のそうめんも購入できます。
ぜひお土産にどうぞ。

迷路のまち&妖怪美術館|夏限定「妖怪きもだめしまつり」開催

かまいたちが太刀を持った太刀いたち
鼻から顔をだして記念撮影できます


妖怪好きにはたまらない妖怪美術館。

周りは「迷路のまち」と呼ばれており、明治期の古民家などを利用した美術館4棟を巡ります。美術館は01~04号まであります。

館長は原液の妖怪画家です。地域再生の一環として世界初の妖怪美術館を作ったのが始まり。
古くから日本に伝わる妖怪から現代社会で生み出されたものまで900体以上が保管されています。

スマホでQRコードを読み取って音声を聞きながら自由に巡れます。スタンプラリーやSNS割引もあり、遊び心満載!
夏には「妖怪きもだめしまつり」が開催され、夜まで楽しめます。

ちょっと不気味ですが、暑い夏にはぴったりのスポットです。

オリーブパレス レストレア(Olive Placace RestleA)┃オリーブオイルとひしお丼

ひしおどん(¥1150)
かけ放題の高級オリーブオイル

小豆島オリーブ園のなかにあるレストラン『オリーブパレス レストレア』

オリーブ園内にあるレストラン。オリーブ牛・鶏、醤油、もろみ、オリーブと小豆島の特産品を存分に楽しめます。

いちおしのメニューはこちら! 「醤丼(ひしおどん)」(¥1150)
ひしお、というのは醤油を使った料理のこと。しょうゆやもろみや野菜を使った料理のことを言うそうです。

ひしお丼には、野菜がたっぷり乗っていて、なかには合いびき肉が入っています。
野菜メインなのでヘルシーかなと思えば、食べてみると濃いめの味付け。
中には合いびき肉も入っており、オリーブの風味とあいまって美味しいです。国産エキストラバージンオリーブオイルがかけ放題と超贅沢仕様。

オリーブ鶏の濃厚アヒージョなどもおすすめ

ぜひ食べてみてください。

道の駅 小豆島オリーブ公園

魔法のほうきで“空飛ぶ写真を撮ろう

ギリシャ風の風車や2,000本のオリーブ畑が広がる「小豆島オリーブ公園」はSNS映えスポット。
映画『魔女の宅急便』のロケ地でも有名で、レンタルほうきを使った“空飛ぶ写真”が定番。

ここではほうきにまたがってジャンプして魔女の宅急便のような写真を撮りましょう。魔法のほうきは「オリーブ記念館」で無料で貸し出しています。

おすすめ体験:オリーブオイル搾油、ソフトクリーム作り(要予約)

  • 道の駅 小豆島オリーブ公園(ギリシャ風車)
  • 〒761-4434 香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
  • 年中無休
  • 0879-82-2200
  • オリーブ記念館 8:30~17:00
  • URL:https://www.my-kagawa.jp/point/239/

ヤマロク醤油|伝統の木桶仕込みを見学

醤油の香りに包まれながら蔵を見学&名物「しょうゆソフト」を味わえる

醤油づくりで有名な『ヤマロク醤油』
ここでは歴史ある醤油蔵を見学できます。

ここで作っている醤油は四年熟成の『鶴塩(つるびしお)』(145ml ¥810)
深みのある味わいが特徴でしょっぱくなく旨味があります。

おすすめの食べ方は刺身でもいけますが、バニラアイスにかけて食べるのもオススメ。
実は醤油掛けアイスは、醤油蔵に隣接したカフェで食べれる人気メニューです。

上の写真にある『アイスクリーム鶴塩かけかけ』(¥440)は絶品!
塩キャラメルのような風味になり、めちゃくちゃうまいと評判です。

有名な醤油なので全国販売もしています。

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ヤマロク醤油
¥1,999 (2025/08/02 10:16:45時点 Amazon調べ-詳細)
  • ヤマロク醤油
  • 〒761-4411 香川県小豆郡小豆島町安田甲1607
  • 0879-82-0666
  • 9:00~17:00 (ヤマロク茶屋も9:00~17:00)
  • 年中無休
  • 注意事項など:乳酸菌や酵母菌が納豆菌に弱いため、見学前に納豆を食べないでください。
  • URL:https://www.my-kagawa.jp/point/3502/

Cultiva(カルチバ)┃絶品の創作和食を楽しもう!

島の食材を活かした創作和食のお店『Cultiva(カルチバ)』

2025年4月にオープンしたばかり!
外観も内観もおしゃれなお店、こちらは建築家・隈太一さんのデザインです。
※隈太一さん: 世界的に有名な建築家・隈研吾さんの御子息。

小豆島の豊かな食材にこだわった創作料理がいただけるお店で、
メニューは3つの御膳と、夕方からの限定のメニュー「晩酌前」があります。

特に島時間をのんびり感じられるメニュー「晩酌前」はシェフおすすめの一品です。
瀬戸内にいるマナガツオをメインに使った一品! ※食材は時期によって違うようです。
旬の食材を使い、繊細な味付けでめちゃくちゃおいしいと評判です。

ぜひ酔ってみてください。

これで時間になると思います。
どこも見応え満点なのでゆっくりしすぎに注意。ゆっくりじっくり見たい場合には1,2ヶ所ほど食事場所を抜いたほうがいいかも知れません。

いかがでしたでしょうか。小豆島は四季を通じて楽しめるスポットが満載です。
美しい自然、ユニークな文化、魅力的な体験が待っています。
次回の旅行先は小豆島で決まり!ぜひこの記事を参考に、小豆島の素敵な思い出をたくさん作ってください。

その他の定番の観光地

2日目も観光したい人はこちら

ここからは2日目にも観光したい人。または1日観光モデルコースをカスタムしたい人に向けて、上記以外の小豆島の厳選スポットをご紹介します。

秋の紅葉がみたい、ならオリーブ公園ではなく寒霞渓ロープウェイを追加するなど、ぜひモデルコースをカスタムしてみてください。

寒霞渓ロープウェイ

標高612mの景色
ロープウェー

秒速で絶景を楽しむ天空散歩

小豆島の観光名所といえば「寒霞渓」。

瀬戸内海国立公園の中心地にあり、日本三大渓谷美のひとつとして称され、日本で唯一『空・海・渓谷』を一度にパノラマで望める寒霞渓の絶景です。

標高612mから四季折々の絶景が楽しめるロープウェイはわずか5分で山頂へ到達します。春のショウドシマレンギョウ、秋の紅葉は必見。展望台カフェでは「オリーブ牛バーガー」を堪能できます。

もみじエキス配合というもみじサイダーもさっぱりとしていて美味しいです。

もみじサイダー
  • 新緑:4月下旬〜5月中旬
  • 雲海:6〜7月早朝、10〜11月夕方
  • 紅葉:11月上旬〜中旬

二十四の瞳映画村

標高612mの景色
ロープウェー

昭和レトロな映画の世界へ

名作『二十四の瞳』のロケセットをそのまま残した映画村。
戦前の日本の昭和ノスタルジーな建物が残っていて、タイムスリップした気分を味わえます。
レトロな木造校舎が並ぶ風景をセピアフィルターで撮影すると、一瞬で昭和にタイムスリップ。

作品を知らなくても写真を撮りたくなる景色がたくさんあります。

中山千枚田

棚田ライトアップとホタルの郷

約800枚の棚田が広がる中山千枚田は絶景スポットとして注目されています。
特に5月下旬から6月初旬のホタル観賞ウィークは幻想的な風景が広がります。

こちらは7/6の19時から行われた中山千枚田の虫送りの様子

重岩(かさねいわ)

天空のパワースポット

山頂にある巨大な岩が奇跡的なバランスを保つ絶景スポット。
350段の階段を登る必要がありますが、その先には息をのむ絶景が待っています。滑り止めの靴がおすすめです。

オリーブビーチ 海水浴場

海遊びと星空キャンプ

700mの白砂ビーチでSUPやキャンプを楽しめる「オリーブビーチ」。
小豆島最大の海水浴場でマリンスポーツなどを楽しむことも出来ます。海の家も充実していて便利。
美しい海と青空の下、非日常を満喫しましょう。

  • この記事を書いた人

管理人

街歩きと観光が趣味。東京出身。子供の頃から引っ越しが多くいろいろな場所に住んだことがあります。火災保険の募集人資格あり。住みやすい場所を探して日々模索中。

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