住みやすさ(東京23区)

【2025年】駒込駅の住みやすさを徹底解説!家賃・治安・口コミをリアルレビュー

東京都北区にある駒込駅。歴史ある街で静かで落ち着いた街です。この記事では駒込駅の最新の治安、家賃相場、交通アクセス、口コミなどを具体的に掲載しました。どんな街か気になる人は参考にしてください。

北区にある駒込駅。一言でいうと静かで落ち着いた良い雰囲気の街です。

駅を降りるとわかりますが、ジョナサンやコンビニやマクドナルドはあるものの、駅前にお店がたくさんあるわけではないです
しかしそのぶん、落ち着いています。生活必需品がそろうコンビニやスーパーもあります。

また山手線沿線にしてはそこまで家賃が高い方でないです。
治安がよく、家賃も手頃、交通アクセスもいい場所でバランスのいい地域です。

賑やかな街ではないですがJR山手線が通っているので利便性は抜群。総じて、家賃相場が気にならなければ、住むにはオススメな街です。

ココがポイント

駒込駅は山手線と南北線が使える便利な駅。

六義園など緑豊かで落ち着いた住環境が魅力。

治安も良く、一人暮らしにもファミリーにもおすすめ。

駒込駅の住みやすさを徹底解説!

家賃相場(間取り別)

家賃相場は23区全体の平均と比べるとやや高め。山手線沿線の中では安め

ワンルーム〜1Kが約9万円前後ですが、これは山手線沿線としては手頃な値段。場所によっても異なり、東側の中里エリアでは、6万円台の掘り出し物件もあります。

間取り平均家賃(月額)
ワンルーム約81,500円
1K約92,400円
1LDK約157,700円
2K~2LDK約100,000〜150,000円前後
3LDK以上120,000〜290,000円

治安

犯罪発生率は23区内でもトップクラスに低い

警視庁の統計によれば、令和4年(2022年)度の認知件数はわずか23件でした。犯罪発生率はわずか 0.05%。凶悪犯罪はゼロ、軽犯罪も少なめ。治安が良い街として安心できるエリアだと言えます。

犯罪の種類件数(推定)補足説明
殺人・強盗など凶悪犯罪0件年間を通じて発生なし
侵入窃盗(空き巣など)1~2件鍵のかけ忘れ対策を
非侵入窃盗(置き引き・自転車盗など)約10件自転車盗が中心。駐輪時は要施錠
車上ねらい・部品ねらい1~2件駐車場の環境による
詐欺・迷惑行為約3~4件特殊詐欺などに注意
その他(軽犯罪含む)約4~5件軽微なトラブル程度

パチンコ・風俗店が都市計画法により規制されている
駒込はパチンコ店や風俗店が都市計画法により規制されています。口コミでも「繁華街がなく閑静な住宅街で住みやすい」「夜道もほどよい交通量で明るく、安全に感じる」といった声が多いです。

交通アクセス

駒込は都心直結の“穴場エリア”

駒込駅は、JR山手線と東京メトロ南北線の2路線が乗り入れています。
これはもう、JR山手線が通っているのであれば交通アクセスは抜群によいです。どこに行くにも何の問題でもありません。以下の表の通り、都心の主要駅へ、乗り換え無しで30分以内でアクセスできる抜群の立地です。

主な駅までの所要時間(すべて乗換なし)

行き先所要時間路線
池袋駅約7分山手線
新宿駅約17分山手線
渋谷駅約24分山手線
東京駅約19分山手線
飯田橋・永田町15〜20分前後南北線直通
  • 山手線は数分おきに運行、南北線も日中5分間隔と本数が豊富
  • 終電は0時30分頃まで。夜遅くなっても安心
  • 駅からは文京区・北区方面への路線バスも発着あり

総合評価:
駒込は、山手線×地下鉄の2路線が使える都心アクセスの良い街。
電車だけで通勤・通学はもちろん、買い物やおでかけにも便利な好立地。交通利便性を重視する人にとって、実は“穴場”な住環境だといえる。

買い物環境

大規模な娯楽施設はないものの、日々の買い物は全て揃う

駒込駅周辺は日常の買い物環境が充実しています。駅東口側には「アザレア通り商店街」や「さつき通り商店街」など複数の商店街が広がり、青果店・鮮魚店・パン屋・スーパーといった食料品店から、ドラッグストア、100円ショップまで生活必需品がひと通り揃います。

一方で、大規模な娯楽施設やショッピングモールはほとんどありません。駅周辺に百貨店や映画館はなく、休日の大型ショッピングや娯楽を楽しみたいときは池袋や新宿などの繁華街へ出かける人が多いです。言い換えれば、駒込は日常の買い物には便利ですが、ファッションビルやシネコンでの買い物・遊びは近隣の都心部に出る必要があります。

ただし池袋までは電車で数分ですので、大きな不便には感じないでしょう。むしろ商店街中心の落ち着いた街並みのおかげで、夜は静かで治安も良く、生活しやすい環境が保たれています。

カテゴリ店名・エリア名特徴・ポイント
商店街アザレア通り商店街青果・鮮魚・総菜など日常品が豊富
さつき通り商店街コンパクトながら使いやすい
霜降銀座商店街約80店舗、下町情緒があり活気ある
スーパーエネルギースーパーたじま24時間営業/品揃え豊富・安い価格設定
コンビニセブン・ファミマ等複数駅周辺に多数/深夜営業で便利
ドラッグストアスギ薬局/どらっぐぱぱす医薬品・日用品が揃う
専門店とうふのかさはら など老舗の個人店も点在/食卓が豊かに

総合評価:

  • 商店街が駅チカに複数あり、帰宅途中の買い物が便利
  • 惣菜・パン・野菜など、食に強いエリア
  • 百貨店・映画館などの大型商業施設はなし
  • 池袋(電車7分)での大型ショッピングが定番

公園と自然環境

駒込はソメイヨシノ発祥の地。歴史ある名所あり

駒込はなんとソメイヨシノ(染井吉野)発祥の地。春になると街の至る所で美しい桜並木が咲き誇ります。

ソメイヨシノはなんと駒込が発祥の地です。
江戸時代、現在の駒込(当時の染井村)で植木職人たちによって生み出されました。
その由縁もあり、駅周辺には桜の名所となっている公園や緑道もあり、桜の季節には住民はもちろん周辺からも人々が花見に訪れます。

場所由来詳細
六義園(りくぎえん)江戸時代の回遊式庭園。
春のシダレザクラ、秋の紅葉ライトアップが人気
入園料あり(区民割引・年パスあり)
旧古河庭園洋館×バラ園。初夏のバラフェスが有名バラと洋風建築のコントラストが美しい
駒込公園緑が多く落ち着ける区立公園。
子ども向け遊具も充実
旧都電の車庫跡を整備
染井吉野桜の里公園ソメイヨシノのゆかりある公園。
複数種の桜を植樹
苗木の育成・出荷拠点も併設
街路樹・小公園街中に点在。
桜並木や緑の歩道も多く、四季を感じられる
春は特に桜のトンネルが見事

ポイントまとめ

  • 駒込はソメイヨシノ発祥の地として有名。春は桜まつりで賑わう
  • 六義園・旧古河庭園という2大庭園で、都心とは思えない自然に出会える
  • 地元の公園にも桜や遊具が整備されており、子育てファミリーにも人気
  • 駅周辺の街路樹や緑道など、日常的に自然が身近にある街

総合評価:
駒込は、「都心にいながら自然が楽しめる街」。特に桜の季節は地域全体が華やぎ、心が癒やされるエリアとして高く評価されているよ。

騒音と環境

旧古河庭園

騒音環境は何も問題なし

駒込は全体的に閑静な住宅街が広がり、騒音は少ない街です。繁華街や深夜営業の娯楽施設がないため、夜間は人通りも落ち着き静かです。

エリア・場所騒音の特徴コメント
住宅街(駅から少し離れたエリア)とても静か/生活音少なめ子育て世帯や在宅ワークに◎
駅東側の商店街周辺人通りはあるが道が狭く車が少ない下町情緒があり静かな雰囲気
駅北口前の本郷通り沿い昼間は交通量あり/走行音あり歩道広め・街路樹ありで快適さも確保
JR山手線沿線/踏切付近電車通過音・踏切音あり終電後は静か(深夜1時前に運行終了)
  • 駒込は繁華街がなく、夜間はとても静か
  • 駅周辺も含めて全体的に落ち着いた住宅街が中心
  • 幹線道路沿いや山手線高架下は多少の生活音ありだが、騒音レベルではない

総合評価:
駒込は、都心でありながら“静かに暮らせる住環境”が魅力の街
騒音が少ないエリアが多く、住民の満足度も高め。アクセスと静けさのバランスが取れた貴重な住宅地といえるよ。

災害リスク

東京23区内では災害リスクが少ない安心エリア

駒込の多くの地域は関東ローム層の上に位置しています。地盤が強固なため耐震性の面で安心です。
一部には谷底の低地があり(駒込2丁目や6丁目付近)、そこでは柔らかい地盤の影響で揺れが増幅されやすくなります。とはいえエリア全体で見ると駒込は「低危険度~中程度」の範囲に収まっており、地盤の良さから液状化の心配も大きくはありません。

駒込の災害リスク(地震・水害・火災の比較表)

災害種別リスク評価詳細・補足
地震★★☆☆☆(中程度)多くは強固な地盤(関東ローム層)で揺れにくいが、駒込6丁目などの低地・木造密集地はややリスク高め
液状化★☆☆☆☆(低)台地上にあるため液状化の心配はほぼなし
水害★☆☆☆☆(低)河川氾濫リスクは低いが、局地的な内水氾濫(冠水)には注意。津波リスクはゼロ
火災★★☆☆☆(中程度)木造住宅が多いエリアでは延焼注意。ただし再開発地区は耐火建築多く、リスクは低め
  • 地盤は強く揺れにくい台地エリアが中心
  • 駒込6丁目など一部低地は建物倒壊・火災の複合リスクあり
  • 液状化・津波・水害の心配はほぼ不要最大でも0.5~1.0m未満の冠水想定のみ(低地)
  • 木造密集地では延焼に注意(6丁目など)
  • 区の防火対策・巡回も実施されている

総合評価:
駒込は災害リスクが少ない安心エリア
一部の古い住宅密集地を除けば、地震・水害・火災いずれも低〜中程度のリスクで、都市生活と安全性のバランスが取れた街と言えます。

駒込駅に住むメリット・デメリット

駒込に住むメリット

治安が非常に良い

駒込は23区内でもトップクラスに治安が良い街として知られています。
実際、2021年の犯罪データでは凶悪犯罪が0件。犯罪発生率は近隣の大塚駅・巣鴨駅と比べても圧倒的に少なく安全です。駅前以外の地域は都市計画によってパチンコ店など娯楽施設が制限されており、繁華街のような騒がしさがない閑静な環境も治安の良さに繋がっています。
さらに周辺には警察署や交番があり頻繁にパトロールが行われるため、防犯面で非常に安心感があります。
実際の口コミでも「夜遅く駅前で騒ぐ人もほとんどおらず治安が良い」「繁華街がなく閑静で女性の一人暮らしやファミリー層でも住みやすい」といった声が多く、駒込は男女問わず安心して暮らせる街と言えます。

交通アクセス(JR山手線・南北線が利用可能)

駒込駅はJR山手線と東京メトロ南北線の2路線が使えるため、交通利便性が非常に高いです。
例えば、池袋駅へは山手線外回りで2駅・約5分、上野駅へも約10分と近接しており、通勤・通学はもちろん休日のレジャーやショッピングにも便利です。
一方、東京メトロ南北線では本駒込や後楽園、永田町方面へ直通できるため、都心各所への移動手段が広がります。複数路線に加え路線バスも利用でき、どこに行くにも便利な立地が駒込の大きな魅力です。

閑静で落ち着いた住環境

駒込は大規模な歓楽街が近くに無く夜も静かな住宅街です。
駅前から少し入れば戸建てや低層マンションが立ち並ぶエリアが広がり、下町情緒と都心の落ち着きが共存する穏やかな雰囲気となっています。地元の昔ながらの住民同士のつながりも感じられ、防犯意識も高めです。交通量もほどよく夜道が明るいので、女性でも安心して歩ける静かな街並みが保たれています。実際に長年住んでいる人からも「静かで環境が整っている」「騒がしさがなくゆったり過ごせる」と高評価を得ており、喧騒を避けてリラックスできる居住環境を求める方には駒込は理想的でしょう。

家賃相場が比較的リーズナブル

駒込は都心部&山手線沿線でありながら家賃相場が比較的控えめとされ、コストパフォーマンスの良い穴場エリアです。山手線と南北線の2路線が使える利便性ゆえ相場自体はやや高めではありますが、同じ山手線沿線の主要駅に比べると割安な水準で、23区内で手頃に暮らせる地域として人気が高まっています。特に北区エリアなど駅から少し離れた場所や築年数の経ったマンション・アパートも多く、予算に応じて安めの物件を選ぶことも可能です。実際、単身向け・ファミリー向けともに駒込の家賃相場は「山手線沿線の中では比較的リーズナブルな傾向にある」と評価されており、都心へのアクセスと家賃のバランスを重視する方には魅力的なエリアでしょう。

駒込に住むデメリット

坂道が多く地形の起伏が激しい

駒込は坂道の多い街としても知られ、駅の出口方向によって高低差が大きく異なります。場所によっては一方通行の細い道路や急な傾斜の坂もあり、移動にやや不便さを感じることがあります。例えば北区中里方面(駒込駅東口側)は駅から急な下り坂になっており、逆に豊島区駒込3丁目付近は上り下りの坂が入り組んだ地形です。自転車での移動やベビーカーの利用時には坂道と狭い道への注意が必要でしょう。坂を避けたい場合、文京区本駒込方面(高台エリア)を選ぶ手もありますが、人気エリアゆえ賃料は割高になる傾向があります。

大型商業施設・娯楽スポットがない

駒込駅周辺にはショッピングモールや映画館などの大型商業施設がありません。規模の大きなデパートやファッションビル、大型書店などもないため、洋服のまとめ買いや最新映画の鑑賞、大型店でのウィンドウショッピングといった娯楽は基本的に池袋・新宿・秋葉原など他の繁華街へ出る必要があります。実際に「大きな商業施設がなく、規模の大きな本屋やカフェ、ウィンドウショッピングできるような店がない」という声もあり、買い物や遊びの選択肢はどうしても地元の商店街中心でコンパクトになりがちです。その分、必要な生活用品は身近なスーパーやドラッグストアで概ね揃うものの、流行のショップ巡りや大型レジャーを楽しみたい人には物足りなさを感じるかもしれません。

下町情緒ゆえの地味さ・静かさが気になる場合も

駒込の落ち着いた下町情緒あふれる雰囲気はメリットである一方で、派手さや都会的な賑わいには欠けるため、人によっては「地味」「退屈」と感じる場合もあります。飲食店もチェーンの居酒屋やファミレスよりは個人経営の昔ながらの食堂やスナックが多く、夜遅くまで営業するナイトスポットは多くありません。実際に長年住んでいる方の中には、「住みにくいと感じたことは一度もないくらい快適だが、下町の雰囲気が強いのでそういった雰囲気が苦手な方にはおすすめできないかも」という意見も見られます。最新のトレンドが集まる街や若者で賑わうエリアを好む方には、駒込の落ち着きすぎた空気感が合わない可能性もあるでしょう。

新築物件や駅近物件は家賃が高め

前述の通り駒込の平均的な家賃相場自体は割安な水準ですが、物件によっては家賃が高い点には注意が必要です。特に文京区・豊島区境界の高級住宅街エリアにあたる駅徒歩圏内では地価が高いため、新築の分譲マンションや設備充実の高級賃貸では賃料・物件価格が都心相場並みに割高となるケースもあります。実際、山手線沿線という立地条件からシングル向け平均家賃も23区全体で見るとやや高めではあるとの指摘があります。このため最新設備にこだわった新築物件や駅近物件を求める場合、同じ間取りでも郊外より予算を多めに見積もる必要があるでしょう。一方で築年数が経過した物件や駅から離れた物件を選べば比較的抑えた家賃で借りられるので、予算と希望条件に応じた物件選びが大切です。

駒込駅に住むメリット・デメリット

メリット

  • 治安が非常に良い:凶悪犯罪ゼロ、交番も多く女性の一人暮らしにも安心
  • 山手線&南北線の2路線利用可:池袋7分・東京19分の好アクセス
  • 商店街&スーパー充実:霜降銀座やアザレア通りで日々の買い物が便利
  • 自然が豊かで桜の名所多数:六義園・旧古河庭園など四季を感じるスポット多数
  • 子育て支援も充実:保育園・図書館・公園が徒歩圏内に揃う環境

デメリット

  • 坂道が多いエリアも:ベビーカーや自転車利用時はやや不便な場所あり
  • 大型商業施設がない:映画館やファッションビルは池袋まで出る必要あり
  • 物件によっては家賃が割高:新築・駅近・文京区寄りは高額物件も
  • 一部低地は内水氾濫リスクあり:0.5~1.0m未満の浸水想定区域も存在

口コミ評判(実際の住人の声)

良い意見

「治安が良くて安心して暮らせる街です。夜でも静かで、女性の一人暮らしにも向いてると思います」(30代女性)

良い意見

「六義園や旧古河庭園など、都心とは思えない自然が近くにあって癒やされます」
(40代男性)

悪い意見

「坂が多くて買い物の帰りが大変…。高齢者やベビーカー利用者には少しつらいかも」
(60代女性)

悪い意見

「大型のショッピング施設がなくて、洋服や雑貨は結局池袋や新宿に行ってしまう」
(20代男性)

総合評価(まとめ)

いかがでしたでしょうか。ここでは駒込駅の特徴やメリット・デメリットを見てきました。
総じて駒込は治安の良さ、交通アクセスの便利さ、生活環境のバランスの良さから住みやすい街といえます。一方で坂道の多さや商業施設の少なさなど、人によっては気になる点も存在します。

実際に「駒込という街は全てのバランスがちょうど良く、なんとも住みやすさを感じられる環境」と評価する声もあるので、メリット・デメリット双方を踏まえた上で、自分のライフスタイルに合った街かどうか判断してみてください。駒込の穏やかな暮らしやすさは、一度住めば手放せなくなる魅力があるかもしれません。

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