住みやすさ

【2025最新版】川口駅の住みやすさを徹底解説|家賃相場・治安・交通アクセス・買い物環境・自然まで完全網羅!

埼玉県にある川口駅。最近は「本当に住みやすい街大賞」で連続1位を獲得した人気エリアです。ここでは川口の最新の治安、家賃相場、交通アクセス、口コミなどを掲載しています。引越しを考えている人、またはどんな街か気になる人は参考にしてください。

はじめに:川口駅は本当に住みやすいのか?

「東京に通勤したいけど、家賃は抑えたい」
「子育て環境も大事だけど、買い物や医療も気になる」
そんな方におすすめなのが、埼玉県・川口駅エリアです。

川口はここ数年、「本当に住みやすい街大賞」でも連続上位にランクインし続けている注目エリア。都心からのアクセスが良いだけでなく、再開発により商業施設や公共施設も次々と整備され、ファミリーにも単身者にもバランスの取れた街として注目されています。

本記事では、2025年最新データをもとに、川口駅の「住みやすさ」をさまざまな観点から徹底的に解説していきます。

川口駅の基本情報と街の雰囲気

アクセスの良さが魅力!JR京浜東北線で都心へ直通

川口駅は、JR京浜東北線が通る埼玉県南部の中心地。
東京駅まで約25分、新宿駅や渋谷駅へも約30分でアクセスできるため、通勤・通学には非常に便利です。

再開発と昔ながらの下町感が融合する独特の街並み

駅周辺はアリオ川口やキュポ・ラ、川口キャスティといった大型商業施設が立ち並ぶ都市型の雰囲気がある一方で、昔ながらの商店街や金属加工工場なども健在で、下町っぽさも感じられるのが川口の特徴です。

昼間は賑やかで活気があり、夜はやや雑多な雰囲気。特に駅周辺では、深夜に奇声を上げる酔客や若者の声が響くこともあり、防犯意識は必要です。

項目詳細情報
治安★★★☆☆昼は問題ないが、駅前や繁華街は少し騒がしく、夜はやや注意が必要
街の雰囲気★★★★☆再開発が進んでいて新しさと下町っぽさが混在、活気がある
生活の利便性★★★★★川口そごうやアリオなど大型商業施設が駅近にあり、買い物や飲食に困らない
アクセス★★★★★JJR京浜東北線で東京・上野・品川へ直通、バスも豊富で利便性◎
家賃コスパ★★★☆☆東京に比べれば割安だが、やや上昇傾向
お散歩適正★★★☆☆荒川土手やリリアパークなどは散歩にちょうどいい
飲食の充実度★★★★★チェーンからローカルまで幅広く揃い、価格帯もリーズナブル

川口駅の住みやすさをデータで解説

川口は「都内に近いのに家賃が抑えめ」と言われており、特に若い単身者や共働き夫婦、ファミリー層に人気があります。

【間取り別】川口駅周辺の家賃相場(2025版)

人気の街でやや上昇傾向ながら、家賃は安め

川口は「都内に近いのに家賃が抑えめ」と言われており、特に若い単身者や共働き夫婦、ファミリー層に人気があります。都心との距離を考えると、川口の家賃は“コスパ抜群”。東京23区の同じ間取りよりも1〜3万円安い物件が狙えます。

間取り家賃相場(月額)
ワンルーム6.0〜7.0万円
1K7.0〜8.0万円
1DK約8.0万円
1LDK10.0〜11.0万円
2LDK11.0〜13.0万円
3LDK14.0〜17.0万円
  • 駅近の築浅物件やタワーマンションは相場よりやや高め
  • 少し離れると掘り出し物件もあり
  • 東口よりも西口の方が静かで広めの住宅が多い傾向

川口駅の治安状況|夜間はやや注意が必要

埼玉県内でも人口が多く、賑やかな川口駅エリア。治安面については以下のような傾向があります。

指標数値・状況
刑法犯認知件数年間約4,437件(2023年)
犯罪発生率約0.75%(埼玉県内63市町村中15位)
主な犯罪自転車盗・車上荒らし・軽犯罪
傾向昼間は比較的安全/夜間は駅周辺に騒音・酔客あり
  • 「夜10時以降に歌いながら通る人が多く、子ども連れには少し気になるかも」
  • 「一人暮らしでも大通り沿いや新築マンションは安心感がある」
  • 「駅から徒歩15分ほど離れればかなり静か」
  • 駅前繁華街を避ける、夜道を避ける、防犯カメラ付き物件を選ぶなどで十分安心できるエリア。

交通アクセス

都心へのアクセスが非常に良好

川口駅はJR京浜東北線のみが走る単独駅ですが、都心へのアクセスが非常に良好です。
京浜東北線で東京・上野方面へ乗換え無しで行けるほか、赤羽で湘南新宿ラインに乗り換えれば新宿・渋谷方面へもスムーズにアクセスできます。主要駅への所要時間の目安は以下の通りです。

行き先所要時間乗換え回数備考
東京駅約29分なし京浜東北線一本で直通
上野駅約20分1回(王子or赤羽)乗換えルート複数あり
池袋駅約17分1回(赤羽)赤羽で埼京線などに乗換え
新宿駅約23分1回(赤羽)湘南新宿ライン等でスムーズ

買い物環境

川口駅前

川口駅は外食もショッピングもチェーン店も超充実

管理人も住んだことがあるのでわかりますが、川口は買い物環境が非常に充実しています。
駅ビルにはベックスコーヒーやタリーズ、川口キュポ・ラなどが入っています。川口駅の東口から徒歩8分の場所にはアリオ川口があり、約90の専門店と映画館が入っています。飲食店にも映画にもカフェにもラーメンにも困らない充実っぷり。単身者からファミリーまで需要を満たせる街です。

大型施設特徴・内容所在
そごう川口店デパート/ファッション・雑貨・レストラン街駅直結(西口)
川口キュポ・ラ(KiPPO Lla)複合施設(マルエツ、専門店、図書館等)駅直結
アリオ川口大型ショッピングモール(約90店舗、映画館あり)東口から徒歩約8分
MOVIX川口シネコン(映画館)アリオ川口内
スーパーなど特徴営業時間(目安)
西友 川口本町店24時間営業、深夜も買い物可24時間
マルエツ(複数店舗)大型スーパー、駅近にも点在~24:00前後
コモディイイダ地元スーパー、生活用品も揃う~22:00前後
川口銀座商店街(樹モール)八百屋、肉屋、100均、薬局など多数店舗により異なる
ドン・キホーテ川口駅前店ディスカウントストア深夜営業あり

公園と自然環境

デカくてきれいな図書館と、家族で遊べる公園あり

川口駅は「都市機能」と「自然環境」のバランスが良いエリア。西口を出るとすぐに川口西公園(リリアパーク)という広い公園があります。中には川が流れていて、犬を遊ばせる公園もあります。また徒歩15分ほどで荒川河川敷にも行けます。河川敷では散策やジョギング、サイクリングを楽しめます。

名称特徴・内容駅からの距離
川口西公園(リリアパーク)芝生・噴水・水辺あり。春は桜も楽しめる都会のオアシス徒歩1分(西口すぐ)
本町児童公園小さめの遊具あり。子ども向け徒歩5〜10分(東口方面)
並木公園広場や遊具、ベンチもある住宅街の公園徒歩圏内
荒川河川敷サイクリングロード・スポーツグラウンド・見晴らしの良い土手駅から徒歩15〜20分(東方向)

騒音と環境

西口にあるリリアパーク

東口は繁華街で賑やか、西口は静かな住宅街

川口駅は商業地と住宅地が混在するエリア。東口と西口で環境が違い、騒がしさも違います。東口は商業施設が多いので終日にぎやかです。一方、西口側に回ると雰囲気は一変し閑静な住宅街になります。騒音が気になる人は西口か、それか駅から少し離れた場所がおすすめです。

エリア特徴騒音の傾向
東口(繁華街・商店街)飲食店・商業施設が集中終日賑やか。特に夕方以降は混雑しやすく、音も多め
西口側の住宅街商業施設が少ない/住宅中心昼夜ともに静か。騒音が気になることは少ない
駅から5~10分圏外戸建てや集合住宅が中心夜間も静か。音に敏感な人におすすめ

駅から徒歩5~10分も離れれば深夜の喧騒はほとんど気にならなくなるため、静かな暮らしを望む場合は少し駅から離れたエリアや西口側の住宅街を選ぶのがおすすめ。

災害リスク(洪水・地震・液状化など)

川口には洪水リスクあり

川口を歩いていると、電信柱に「荒川が氾濫した場合には、この位置まで水が来る場合があります」と看板があり、3メートルほど上に印がついているのを見かけます。川口市は低地にあります。荒川堤防が決壊した場合、市域の南部および西部は3~5mの深さまで水没する危険性があります。高台への避難ルートを事前に確認しておくと安心です。

災害の種類リスク内容現状・備考
洪水(荒川氾濫)最大浸水深3〜5mのエリアに該当駅周辺は荒川に近く標高が低い。浸水想定区域に含まれる(1階~2階水没レベル)。
内水氾濫(局地豪雨)芝川・綾瀬川などでリスクあり中小河川による都市型浸水。ハザードマップで要確認。
地震(東京湾北部地震 M7.3想定)最大震度6強が想定される駅周辺は揺れが強い南部エリア。倒壊リスクや強い揺れに注意。

総じて、川口駅周辺は生活インフラが整った便利な街ですが、水害と地震の備えは必須です。

川口駅に住むメリット・デメリット

川口駅は、幅広い層に住みやすい街です。ただし、そのぶん治安の注意点や災害リスクが存在します。ここでは「一人暮らし向け」と「ファミリー(子育て重視)向け」に分けて、川口駅周辺に住むメリット・デメリットを比較してみます。

川口に住むメリット

都心への通勤アクセスが良好

川口市は東京都に隣接しています。JR京浜東北線や埼玉高速鉄道で都心の主要駅へ直結。東京駅までは約26分、上野駅まで19分、池袋駅まで17分、新宿駅まで約25分でアクセス可能です。通勤・通学にも便利な立地となっています。

家賃・物件費用が割安

川口駅周辺の家賃相場は、東京都内の沿線と比べてリーズナブルです。ワンルーム・1Kの平均家賃は約6万円前後で、同じ予算でも東京の物件より広めの部屋が見つかります。実際、川口なら「5万円台でバストイレ別」「7万円台で独立洗面台付き1K」「8万円台で1LDKの広めの部屋」など、都内では難しい条件も探しやすいとされます。通勤利便性を享受しつつ生活コストを抑えられる点は大きな魅力です。

買い物環境が便利で外食もしやすい

川口駅東口には「キュポラ」「かわぐちキャスティ」といった大型商業施設があります。スーパーやドラッグストアは駅周辺に多数あり、日常の買い物に困ることはありません。深夜営業のスーパーや24時間営業の西友などがあり、仕事で帰宅が遅い日でも安心です。飲食店も東口を中心に豊富で、外食派の一人暮らしでも毎日の食事に困りません。

生活インフラ・公共施設が充実

駅前には金融機関や郵便局、病院など必要な施設がひととおり揃い、行政サービスの窓口もあります。図書館や市民ホール等の公共施設も充実しており、街全体で快適な生活環境が整っています。とくに図書館は非常に広くてきれいで行く価値あり。再開発により街が整備され、自転車と歩行者道の分離など歩きやすい街づくりが進んでいる点も安心できるポイント。整備された住環境で長く住み続けるにも適しています。

自然豊富で公園が多く子どもを遊ばせやすい

再開発で都市機能が充実する一方、大小の公園や緑地も多くあります。前述の川口西公園(リリアパーク)のほか、荒川河川敷も近く、思い切り走り回れる環境です。街全体に自然が身近にあることで「のびのびと子育てができる場所」との評価もあります。こうした環境がファミリー層に人気です。

川口に住むデメリット

治安がやや不安(夜は要注意)

川口駅は「全体的に犯罪発生率が高め」とのデータあり。特に侵入窃盗や公然わいせつといった被害が目立ちます。東口にはオートレースへ向かうバス停があり、ギャンブル目的の人が集まりがちです。その影響もあってか「ガラの悪い人が多い」と感じる人もいるようです。実際に川口の治安は「少し悪め」と評価する声もあり。一人暮らしは防犯面で注意が必要です。オートロックの物件を選ぶなど、防犯意識を高く持つことが求められます。

通勤ラッシュの混雑が非常に激しい

川口駅は乗降者数が埼玉県内でトップクラス。特に川口~赤羽間は屈指の混雑区間です。朝の通勤ラッシュには身動きが取れないほど混みます。ダイヤ乱れの時には入場制限で駅に入れない場合も。京浜東北線1本に依存するため振替路線がなく、遅延時の影響は大きくなります。反面、下り方面(大宮方面)に通勤する場合は座れることも多いようです。

水害リスクがある

川口は名前の通り川に囲まれた地形。荒川・芝川など複数の河川が近くを流れています。ハザードマップ上では「浸水想定3.0~5.0m未満」の地域が多く、荒川氾濫時には2階まで水没する可能性があり。特に駅から南側の荒川沿い地域は家屋倒壊の危険もあるエリアです。大雨や台風時の避難場所の確認、防災対策が重要。低層階の物件に住む場合は水害保険の検討やハザードマップを確認しておきましょう。

ファミリー向け住居の家賃・価格はやや高め

川口駅は人気エリアのため、広めの物件は家賃相場が高め。
実際、川口駅の3LDKクラスの賃料は平均で10~12万円前後と、埼玉県内ではトップクラス。同じ埼玉県南部でも隣駅の西川口より高く、県内17駅中14位(17位が最も家賃高)という順位です。分譲マンション価格も上昇傾向で、郊外の戸建てと比べて割高に感じることもあるでしょう。ただし、東京都内で同規模・同水準の物件を探すよりは割安です。利便性を考えれば妥当とも言えます。予算に限りがある場合、駅から少し離れたエリアや中古物件も視野に入れる必要があるかもしれません。

都心に近いぶん街が密集し騒がしい部分もある

川口市は人口約60万人を擁する大都市。駅周辺は高層マンションが林立し人口密度が高いです。
そのため郊外のニュータウンや田園地域のような静けさ・ゆとりは得がたく、生活音や人混みなど都市特有の喧騒は避けられません。特に東口は繁華街の賑わいがあり、夜間も騒がしく感じることがあります。子育て世帯の中には「もう少し落ち着いた環境で子どもを育てたい」と考える方もいるでしょう。静かな環境を求める場合は、駅から離れた住宅街や戸塚安行など埼玉高速鉄道沿線の郊外エリアを検討する選択肢もあります。

メリット

  • 都心アクセス良好:東京駅へ約26分、池袋・新宿・渋谷も30分圏内の好立地
  • 家賃が比較的安い:都内に比べて同条件で広くて安い部屋が見つかりやすい
  • 買い物・外食が便利:アリオ川口やキュポ・ラ、24時間スーパーも充実
  • 子育て支援が手厚い:保育園・医療・公園・図書館など子育て世代にうれしい環境

デメリット

  • 東口はやや治安に不安あり:夜は酔客やギャンブル客の往来が目立つことも
  • 通勤ラッシュが激しい:京浜東北線は朝の混雑率が非常に高くストレスに
  • 水害リスクが高い:荒川氾濫時の浸水想定エリアに含まれているため対策が必要
  • 家賃は人気でやや高騰気味:人気の西口や駅近エリアは家賃が上昇傾向

口コミ評判(実際の住人の声)

良い意見

「都内に通勤してるけど、駅前に何でも揃ってて便利。アリオもあるし、深夜の買い物にも困らない」
30代男性(川口駅東口エリア)

良い意見

「駅から近いのに静かな住宅街があるのが嬉しい。西口は落ち着いてて子育てもしやすい環境です」
40代女性(川口駅西口エリア)

悪い意見

「朝の通勤ラッシュがしんどい。赤羽までの間が激混みで座れることはまずない」
20代男性(川口駅利用・会社員)

悪い意見

「夜の駅前がちょっと怖い。酔っぱらいや騒いでる人が多くて、帰宅が遅い日は不安になることも」
30代女性(川口市栄町エリア)

総合評価(まとめ)

川口駅周辺は、都心へのアクセス、買い物環境、自然・公園の豊かさがバランスよくそろったコストパフォーマンスの高いエリアです。駅前には大型商業施設や外食チェーンが充実しており、生活利便性の高さは抜群。一方で、駅から少し離れると閑静な住宅街が広がり、落ち着いた暮らしを求める人にも適しています。

再開発が進む一方で、昔ながらの商店街や人情味が残る街並みもあり「都会すぎない、ちょうどいい規模感」で暮らせる点も魅力のひとつ。とはいえ都市化が進んでいるので街なかに緑は少なめ。駅周辺もなんとなく汚い・・・。

もちろん、荒川沿いの水害リスクや治安への注意点、通勤時の京浜東北線の混雑など、デメリットも存在します。ですが、それらを踏まえても「住んでみたら意外と居心地が良い」「他に引っ越しても、また川口に戻りたくなる」といった声が多く、“便利さと住みやすさ”のバランスに優れた街と言えるでしょう。

家賃相場も都内より押さえられるので、都心へのアクセスと暮らしやすさを両立したい方にはおすすめのエリアです。特に徒歩15分圏内の住宅街は利便性と静けさのバランスが取れており、人気の高いエリアとなっています。

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